みなさんはミツバチに様々な種類がいることをご存じですか?
(私は夫が養蜂を始めるまで、まったく知りませんでした!
ミツバチは世界で全9種類。
その中で現在日本に生息しているミツバチは2種類、西洋ミツバチと日本ミツバチです。
この2種類のミツバチ、同じミツバチでも特徴が大きく異なります。
西洋ミツバチ、日本ミツバチとは?
- 西洋ミツバチ
西洋ミツバチの故郷は、ヨーロッパやアフリカ・中央アジアなど。
日本では明治時代にアメリカから輸入されたと言われています。
家畜用に何度も品種改良がされてきたため、飼育がしやすく、生産量も多い。
(集蜜量は日本ミツバチの5~10倍。年に4,5回の採蜜が可能!)
そのため、西洋ミツバチでの養蜂が世界中で主流となっています。
- 日本ミツバチ
日本ミツバチの故郷は、その名の通り、日本。
品種改良されていない、野生の蜂です。
とても繊細な性格で、ストレスがかかるとすぐに巣箱から逃げてしまう為、飼育がとても難しく、その上生産量がとても少ない。
(西洋ミツバチに比べ集蜜量が少なく、採蜜も年に1回のみ!)
そのため、日本ミツバチは本来養蜂には適さず、ハチミツの流通量は全体のわずか0.1%程度と、大変希少価値の高い物となっています。
味の違い
- 西洋ミツバチ
特定の花を蜜源とする単花蜜のため、採蜜した花の種類によって味や香りが異なります。
(※蜜の分泌が少なかったり、開花状況が悪いと、多種類の花から採蜜することがあるため、西洋ミツバチでも百花蜜になることも。)
花粉があまり含まれておらず、甘みと香りが強いのが特徴。
- 日本ミツバチ
複数の花を蜜源とする百花蜜のため、季節や地域によって味は様々。
花粉が多く含まれており、深みのある香りと濃厚なコクのある甘みが特徴。
また、粘度が弱く、サラサラとしており、スッキリとした後味です。
ハチミツの栄養の違い
- 西洋ミツバチ
採蜜する花の種類によって栄養も異なります。
- 日本ミツバチ
多種多様な花から採蜜するため、様々な栄養が含まれています。
例えるなら…
西洋ミツバチの蜂蜜は純度の高いビタミンB剤。
日本ミツバチの蜂蜜はバランスの優れた総合ビタミン剤のようなイメージです!
ざっくりまとめただけでも、これだけの違いがある両者。
ミツバチの世界は奥が深い…!
次回は我が家で養蜂している日本ミツバチのことについて
より詳しくお伝えしたいとおもいます!
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